比江島慎選手は、日本のバスケットボールにおいて注目される才能の持ち主です。彼は若い頃からバスケットボールに打ち込み、京都の競合高校チームを経て、国内の青山学院大学でプレイしました。その後、プロリーグへの扉を叩き、Bリーグでのキャリアをスタートさせました。彼の努力と才能は、国内外での経験を通じて、さらに磨かれています。
そんな比江島慎選手について今回ご紹介します!
比江島慎選手はどんな選手?
比江島慎選手は、B1リーグの宇都宮ブレックスに所属しています。
ポジションは、SG(シューティングガード)身長191cm体重88kgの恵まれた体格の選手です。23-24シーズンの平均得点は12.4点と、まさにSGにぴったりの選手です。
しばしば「2番」や「オフガード」とも呼ばれ、その主な役割は得点です。シューティングガードは3ポイントショットを得意とすることが多く、またドリブルからのブレイク(突破)やディフェンスにも優れていることが求められます。

点取り屋のポジションですね
比江島慎選手の経歴
西暦 | 事柄 |
1990年8月11日 | 誕生 |
1996年以降 | 福岡県古賀市の古賀ブレイスに所属 |
2003年(12歳) | 福岡市立百道中学校に進学 |
2006年(15歳) | 洛南高等学校に進学 |
2006年12月(16歳) | 第37回ウインターカップ(全国高等学校バスケットボール選手権大会)優勝 |
2007年12月(17歳) | 第38回ウインターカップ(全国高等学校バスケットボール選手権大会)優勝 |
2008年12月(18歳) | 第39回ウインターカップ(全国高等学校バスケットボール選手権大会)優勝 |
2009年4月(18歳) | 青山学院大学に進学 |
2010年12(20歳) | インカレ(全日本大学バスケットボール選手権大会)優勝 |
2011年12(21歳) | インカレ(全日本大学バスケットボール選手権大会)優勝 |
2012年(22歳) | 日本代表に初選出 |
2013年4月(22歳) | アイシンシーホース三河(現:シーホース三河)に入団 |
2014年6月(23歳) | NBLルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞 |
2016年6月(26歳) | B.LEAGUEシーズンベスト5を受賞 |
2017年7月(27歳) | B.LEAGUEシーズンベスト5を受賞 |
2018年(28歳) | オーストラリアリーグNBLでプレー |
2019年(28歳?) | NBAサマーリーグ ニューオーリンズ・ペリカンズにてプレー |
2019年(28歳?) | 宇都宮ブレックスと契約 |
2019年(29歳) | FIBAバスケットボールワールドカップ2019の日本代表選手に選出 |
2022年6月(31歳) | CHAMPIONSHIP MVPを受賞 |
2023年8月(33歳) | FIBAバスケットボールワールドカップ2023の日本代表選手に選出 |
比江島慎選手は、小学生時代に福岡県古賀市のミニバスケットボールチーム古賀ブレイスでバスケットボールを始めました。中学校では福岡市立百道中学校のエースプレイヤーとしてチームを牽引し、福岡県の選抜チームにも選ばれます。
高校はバスケットボールの名門、京都の洛南高等学校へと進学し、そこで彼の才能は一段と輝きを増します。高校1年時には第37回ウインターカップで優勝を経験し、続く2年時には第38回ウインターカップの決勝戦で28点を挙げ、チームを連覇へと導きました。3年時には歴史的な3連覇を達成し、高校バスケットボールの歴史に名を刻みました。
その後、比江島選手は青山学院大学に進学し、大学バスケットボール界でも頭角を現します。2010年と2011年のインカレ(全日本大学バスケットボール選手権大会)で2年連続優勝に大きく貢献しました。そして、4年時の2012年には日本代表への扉も開き、国際舞台での活躍の場を広げることとなります。
プロとしてバスケットボール選手になったのは2013年。シーズンベスト5を受賞するなど順調に評価を重ね、2018-2019シーズンは海外でのプレーも経験。
2019年からはB1リーグの宇都宮ブレックスに所属し、21-22シーズンにチームは優勝。自身もMVP選手に選ばれます。2023年8月には、最年長ながらFIBAバスケットボールワールドカップ2023の日本代表選手に選出し、活躍しました。
受賞歴
NBLルーキー・オブ・ザ・イヤー、B.LEAGUEシーズンベスト5、CHAMPIONSHIP MVPなど
日本代表歴
- 2012年
- 2016年
- 2019年
- 2021年
- 2023年
比江島慎選手の所属チームは宇都宮ブレックス
比江島慎選手の所属チームは宇都宮ブレックス。
チーム名の「ブレックス」(BREX) は、 “BREAK THROUGH”(現状を打破する)という言葉の発音から作った造語とのことです。
2016-2017シーズンのBリーグ初年度と2020-2021シーズンにBリーグ優勝をしており、強豪チームの一つです。
また、日本人初のNBAプレーヤーである田臥勇太が所属していることでも知られています。
メインアリーナは、ブレックスアリーナ宇都宮ですが、市営の体育館であることから、日環アリーナ栃木でホームゲームを行うこともあります。
23-24シーズンの現状


現在東地区2位!今シーズンは補強も進み、エヴェッサ大阪から強力なPG/SGのD.J・ニュービル、千葉ジェッツから
ギャビン・エドワーズを獲得(ギャビン・エドワーズは現在怪我で離脱中)平均リバウンド率なども高く、順調に勝利を重ねています。
現在、東地区はアルバルク東京と宇都宮ブレックスの二強状態。チャンピオンシップは確実かなと思われます。
比江島慎選手のプレースタイル
比江島選手は、191cmの長身を生かした得点力が魅力的!
彼は、3ポイントシュートやドライブインなど、様々な得点パターンを持っています。特に「比江島ステップ」と呼ばれる独特なリズムのドライブからの得点が得意です。
まさにリーグ最高峰のシューティングガード!平均得点12.4点、平均アシスト数3.9本と得点力だけでなく、チャンスメイクもできる選手ということがうかがえます。



23-24シーズン、アルバルク東京vs宇都宮ブレックス戦でひえじを観たよ!フリースローなんて外す気配はないし、軽やかな動きだし、まだまだ数年は現役でやれそう。
比江島慎選手のメディア情報
AKATSUKI JAPAN(男子バスケット日本代表)として活躍したこともあり、年末年始はテレビ出演が多いひえじです。
1/1(月祝)放送のフジテレビ「新春!爆笑ヒットパレード2024」にA東京 吉井選手とともに生出演。
比江島選手と吉井選手は、12:00~13:50の2部に生出演予定とのことです。
毎年1月2日に放送される「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」にAKATSUKI JAPAN(男子バスケット日本代表)のメンバーとして出演します!


まとめ
比江島慎選手は、日本バスケットボール界における輝かしい存在であるとともに、ちょっと天然でとぼけたキャラクターがファンからとても愛されています。「キャプテンに向かない」という性格もまた彼の魅力の一つでしょう。
彼の活躍と成功は、多くの若い選手にとってのインスピレーションであり、バスケットボールファンにとっては大きな喜びです。2024年のオリンピックに選ばれるかどうかはわからないですが、選ばれたらいいなと思います。これからも彼の躍動感あふれるプレイと、バスケットボールに対する熱い情熱から目が離せません^^



アルバルク東京と4月にまた試合があるので、ひえじのプレーをアウェイの地ですが、また観たいです。



