琉球ゴールデンキングスは、沖縄にあるプロバスケットボールチームで、沖縄県をホームとしています。Bリーグに属しており、高い競技レベルと熱心なファンベースで知られています。
チームは沖縄の文化を象徴する要素を多く取り入れており、ユニフォームやチームのブランディングにもその影響が見られます。
今回は、琉球ゴールデンキングスの歴史やチーム、注目選手などをご紹介します!
歴史
琉球ゴールデンキングスは、2007年に創設。Bリーグ前身のbjリーグ発足3シーズン目の2007-08シーズンより参戦し、2016-17シーズンからB.LEAGUEに所属しています。
2023年11月に発表した決算では、営業収入が約23.7億円でB1リーグ3位、入場料収入は約10.1億円でB1リーグ1位となっており、チャンピオンシップを含めたホーム公式戦全34試合の総観客数は238,176人。圧倒的な人気と実績を残しています。
また、チーム自体も2017-2018シーズンから2022-23シーズンまでずっと西地区一位、2019-2020シーズン以外はずっとチャンピオンシップ出場し、022-23シーズンは待望の初優勝を果たしています。
アリーナの場所
琉球ゴールデンキングスのホームアリーナは、沖縄アリーナです。
沖縄アリーナは、日本沖縄県宜野湾市に位置する多目的アリーナで、2020年にオープンしました。この施設は、最先端の設備と多機能性を備えており、スポーツイベント、コンサート、各種展示会など、幅広い用途に利用されています。
2023年夏に行われたFIBA バスケットボールワールドカップも沖縄アリーナが会場となりました。
〒904-0034
沖縄県沖縄市山内1丁目16-1
沖縄アリーナは、2026-27シーズンから始まるBリーグプレミアのアリーナ基準を満たしているため、今後もこの施設を使用していくと考えられます。
こちらの沖縄アリーナは、2024年1月12日から14日まで行われるB.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024の開催地でもあります。
沖縄までは遠すぎる・・・行きたかった。。。でもきっと琉球ブースターさんがめっちゃ盛り上げてくれるのでしょう!
23-24シーズンのチーム編成
桶谷体制3年目の-24シーズンはズバリ「タレント揃い」のチームであると言ってよいでしょう。
優勝メンバーは一部を除きほぼそのままに、千葉ジェッツから移籍してきたヴィック・ロー、アルバルク東京から移籍してきたアレックス・カークと言った強力な選手をピンポイントで補強しています。
ヘッドコーチ
桶谷大HCは、京都府出身。彼は京都府立朱雀高等学校を卒業後、アリゾナ州立大学へコーチング留学のため渡米。帰国後、2005年にbjリーグに参戦する大分ヒートデビルズにてアシスタントコーチに就任し、2006年にはヘッドコーチ代行となりました。
その後、琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチに正式就任し、bjリーグ2008-09シーズン、2011-2012シーズンに2度目の優勝を果たします。
その後、岩手ビッグブルズ、大阪エヴェッサ、仙台89ERSのヘッドコーチを歴任し、2021年に琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチに復帰し、2022-23シーズンには琉球をB.LEAGUE初優勝に導きました。
選手一覧
背番号 | ポジション | 選手名 |
#4 | SF/PF | ヴィック・ロー(新規) |
#7 | PF | アレン・ダーラム |
#8 | SF/PF | 植松 義也(再契約?) |
#9 | PF | 渡邉 飛勇 |
#10 | PG/SG | 荒川 颯(新規) |
#14 | PG/SG | 岸本 隆一 |
#15 | SG | 松脇 圭志 |
#24 | SF | 田代 直希 |
#30 | SG/SF | 今村 佳太 |
#33 | SF/PF | カール・タマヨ ※契約解除 |
#34 | PG/SG | 小野寺 祥太 |
#45 | C | ジャック・クーリー |
#53 | C | アレックス・カーク(新規) |
#88 | PG/SG | 牧 隼利 |
つよつよの編成です・・・(がくぶる)
試合結果も含めた話を書きますと、今シーズンはEASL(東アジアスーパーリーグ)の出場もあり、かなりハードなスケジュールで怪我人もちょこちょこ出ている状況です。とはいえ、大崩れすることは少なく、13節まで17勝4敗はすごいことなのではないでしょうか。
特に広島戦は、序盤リードされていても後半思いっきり巻き返す。底力が強く、これが王者か・・・・と思わせる試合を行えるメンバーが揃っています。
気になるのは、試合の出場時間30分近い・overの選手が多くなりがちなところでしょうか。長いシーズンなので、もっと上手にタイムシェアができるようになると怪我のリスクなども減りそうだなと思います。
琉球ゴールデンキングスの注目選手
たくさん注目選手はいるのですが、3名に絞ってみました。
- #4 ヴィック・ロー 昨年千葉ジェッツに加入し、今季は琉球に移籍。身体能力とスキルを兼ね備えた選手!得点能力が高く、ディフェンスでも貢献できる
- #14 岸本 隆一 嫌な時に決めてくるシューター!フリーにさせたくない人物間違いなし。Bリーグオールスター3Pコンテストの優勝賞金30万円を令和6年能登半島地震被災地へ全額寄付する人格者でもあります。
- #30 今村 佳太 琉球といえば今村というイメージ!SG/SFにふさわしい得点力!
- #45 ジャック・クーリー 得点力のあるセンター。リバウンドも得点も取りまくります。
サポートするチーム!
チアリーディング
琉球ゴールデンキングスのチアは、キングスダンサーズという名前で13名で構成されています。
マスコット
ゴーディという名前で、バスケットボールの妖精だそうです。個性が強いカラーが気になりますね!
熱心なブースターが多いことで有名なチーム
沖縄県という地域がバスケが根付いている地域(街中にバスケットゴールが多数存在しているらしい)ということもあり、琉球ブースターは、チームに対する熱心な支持で知られています。彼らはホームゲームはもちろん、遠征ゲームにも積極的に足を運び、チームを応援している方が多くいます。
また、沖縄県民にとって、琉球ゴールデンキングスの試合は、家族連れや地域コミュニティに人気のあるイベントになっているようで、ファンはゲームだけでなく、チームが主催する様々なコミュニティイベントにも参加するなど、琉球ゴールデンキングスは沖縄に根付いているようです。
ファンクラブ
残念なことに、23-24シーズンの募集は終了しました。
ただ、レプリカユニフォームはついてくるし、観戦チケットの割引もあるしかなりお得なのではないでしょうか。会員を逃した方は、ぜひ24-25シーズンに加入してください。
- ゴールド継続
年会費12,500円 - ゴールド新規
年会費12,500円 - ゴールド学割(高校生・大学生)
年会費10,000円
観戦ペアチケット・ドリンクチケット30杯
観戦チケット割引・観戦チケット先行販売・レプリカユニフォーム・クッションバッグ・会報誌(動画)・誕生日クーポンは全会員
チケット
沖縄アリーナは、約8,500人を収容可能とするアリーナのため、すぐにチケットがなくなるということはなさそうです。ただし、試合直前になるとほとんどチケットがなくなってしまうため、早めのチケット購入がおすすめです。(アウェイチームは応援に行くのも旅行になっちゃいますね)
まとめ
現在西地区1位!ではあるのですが、最近は2勝することは少なく、どちらかの試合は取りこぼしている状況です。リーグのレベルが上がっているということでしょうね。とはいえ、西地区は激戦で、1位のままいきそうな気がします。今年もチャンピオンシップは確定になりそうな勢いです。
アルバルク東京と2月に対戦するので、初琉球戦の観戦をとても楽しみにしています!
今後の順位も含めて、どんな展開になっていくのか楽しみですね。