2023年 9 月16日 (土)から2024年 3 月16日 (土)まで第99回天皇杯が行われます。参加チームは103チームで、大学生チームからプロチームまで争います。この記事では天皇杯の概要と、日程・試合結果、わたしが最初から最後まで視聴した試合の感想をさっくり書いていきたいと思います。
第99回天皇杯1 次ラウンド
日程：2023年 9 月16日 (土)～17日 (日)
- 東日本大会： 北海道～山梨県の各都道県代表 15チーム／岩手県・一関市総合体育館 (ユードーム)
- 中日本大会： 長野県～和歌山県の各府県代表 15チーム／新潟県・佐渡市総合体育館 (ヒルトップアリーナ佐渡)
- 西日本大会： 鳥取県～沖縄県の各県代表 17チーム／長崎県・長崎県立総合体育館 (アリーナかぶとがに)
2 次ラウンド
日程：2023年 9月22日 (金) ～9月24日 (日)
出場チーム
B1リーグ所属チーム（琉球ゴールデンキングス・千葉ジェッツ除く）
B2リーグ所属チーム、B3リーグ所属チーム
大東文化大学・横河電機WILDBLUE・天理大学・ONELYS wakayama・山口クラブ・TOKUSHIMA GAMBAROUS ALT・日本経済大学
この試合になってBリーグのチームが入ってきます。普段カテゴリの違うチームと対戦することはプレシーズンくらいなので、貴重な機会ですね。
試合プチレビュー
立川ダイスvs大東文化大学
B3リーグと大学生なのだからもうちょっと差がつくのかなと思いつつ、かなり僅差で思ったよりも点差がつかず・・・頑張れ立川ダイス＾＾；そのくらい大学生のレベルも上がっているのかな・・・と思いました。最終的に引き離して88-76。よかった！
サンロッカーズ渋谷vs熊本ヴォルターズ
熊本がキレキレ！#30テレンス・ウッドベリーがいい動きしてました。３Qに入るまでずっと熊本優勢だったので、さんロッカーズは、まだまだ調子が上がっていないのかな？チーム戦術がまとまっていないのかな？という印象でした。熊本は後半３P がなかなか入らず、点差が開いたところでホーキンソンの無慈悲3P・・・。と思ったら、僅差になって、最後の3Pが決まったら同点だったのに、ノーカンで終わりました。いい試合だった。。。SR側としてはヒヤヒヤでしたね。
横浜ビー・コルセアーズvs神戸ストークス
やっぱり河村勇輝のチーム、間違いない。河村ビー・コルセアーズ。
神戸もB2プレーオフに出たチームだし、かなり強いのだけど、河村のいるビーコルはもう別格ですな。自分を囮に他の選手を使うこともできるし、自分から切り込んでいけるし３Pも打てるってもう完璧じゃない？3Qから一気にギアを上げて20Pも差がつくあたり絶句だわ、、、。点差がついたら河村は下げてあとは他の選手に任せちゃうあたり、やっぱりキーマンなんだろうな。
アルバルク東京vsアルティーリ千葉
あかん、アルバルクこれ今年優勝してしまうんじゃ・・・・。
って思うほど強かった。88-51は凄すぎた。A千葉昨シーズンのB2プレーオフに参加しているチームにこれはすごい！（とはいえ、3人不在とのことなので、本調子ではないかもしれないですが）
1Qは千葉優勢で負けてたのに、2Qから一気に加速し始めて一時期40点差がついたことも。どうしちゃった？アルバルク。
新加入の外国人選手が強い。アルトゥーラス・グダイティスのインサイドがつよつよ。あれでフリースローが入るようになったら最強ですね。レオナルド・メインデルはおしゃれパス出すし、3pも決めるし、インサイドも強いし、なんといってもイケメン！チーム完成度は全然まだまだだと思うのだけど、選手の質と経験でねじ伏せた感じでした。
横浜ビー・コルセアーズvs立川ダイス
B1,B3対決！やはりB1上位チームとB3下位チームの実力差！とはいえ、40点差近くあったと思うのだけど、後半ビーコルの勢いが落ちてきて、26点差まで近づいたのはダイス善戦だったのではないでしょうか？実力を考えるとビーコルは30点差付けて勝つべきだったなぁと感じました。
2次ラウンド結果
9/22天皇杯 2次ラウンド結果
島根スサノオマジック 85－78 山形ワイヴァンズ
佐賀バル－ナ－ズ 76－62 鹿児島レブナイズ
滋賀レイクス 97－72 東京八王子ビ－トレインズ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 100－77 福島ファイヤ－ボンズ
岐阜スゥ－プス 110－68 日本経済大学
トライフ－プ岡山 108－88 山口クラブ
しながわシティバスケットボ－ルクラブ 98－47 天理大学
山口パッツファイブ 76－58 ONELYS wakayama
シ－ホ－ス三河 90－67 青森ワッツ
ファイティングイ－グルス名古屋 72－54 さいたまブロンコス
立川ダイス 88－76 大東文化大学
福井ブロ－ウィンズ 96－85 横河電機WILD BLUE
三遠ネオフェニックス 99－76 越谷アルファ－ズ
長崎ヴェルカ 100－66 ヴィアティン三重
サンロッカ－ズ渋谷 78－75 熊本ヴォルタ－ズ
群馬クレインサンダ－ズ 82－69 ベルテックス静岡
仙台89ERS 82－66 バンビシャス奈良
湘南ユナイテッドBC 90－70 TOKUSHIMA GAMBAROUS ALT
横浜ビ－・コルセア－ズ 86－67 神戸スト－クス
茨城ロボッツ 86－88 香川ファイブアロ－ズ
新潟アルビレックスBB 59－87 ライジングゼファ－福岡
大阪エヴェッサ 87－59 横浜エクセレンス
富山グラウジ－ズ 92－83 ア－スフレンズ東京Z
京都ハンナリ－ズ 91－79 東京ユナイテッドバスケットボ－ルクラブ
金沢武士団 73－98 徳島ガンバロウズ
アルバルク東京 88－51 アルティ－リ千葉
秋田ノ－ザンハピネッツ 94－67 岩手ビッグブルズ
レバンガ北海道 82－74 豊田合成スコ－ピオンズ
信州ブレイブウォリア－ズ 66－59 愛媛オレンジバイキングス
9/23
横浜ビ－・コルセア－ズ 93－67 立川ダイス
広島ドラゴンフライズ 84－88 岐阜スゥ－プス
ファイティングイ－グルス名古屋 80－77 佐賀バル－ナ－ズ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 85－62 福井ブロ－ウィンズ
大阪エヴェッサ 82－86 長崎ヴェルカ
秋田ノ－ザンハピネッツ 84－71 滋賀レイクス
宇都宮ブレックス 84－66 トライフ－プ岡山
シ－ホ－ス三河 92－90 仙台89ERS
群馬クレインサンダ－ズ 86－69 京都ハンナリ－ズ
アルバルク東京 100－39 湘南ユナイテッドBC
信州ブレイブウォリア－ズ 75－63 しながわシティバスケットボ－ルクラブ
サンロッカ－ズ渋谷 69－52 富山グラウジ－ズ
香川ファイブアロ－ズ 84－70 レバンガ北海道
三遠ネオフェニックス 90－81 ライジングゼファ－福岡
川崎ブレイブサンダ－ス 100－70 徳島ガンバロウズ
島根スサノオマジック 97－59 山口パッツファイブ
9/24
川崎ブレイブサンダ－ス 103－80 シ－ホ－ス三河
信州ブレイブウォリア－ズ 64－97 長崎ヴェルカ
岐阜スゥ－プス 63－100 サンロッカ－ズ渋谷
秋田ノ－ザンハピネッツ 55－70 横浜ビ－・コルセア－ズ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 95－68 香川ファイブアロ－ズ
群馬クレインサンダ－ズ 75－70 島根スサノオマジック
アルバルク東京 72－67 ファイティングイ－グルス名古屋
宇都宮ブレックス 78－75 三遠ネオフェニックス
ミントさん試合レビューはまた後ほど・・・。最後に残るのはやはりB1チームということですな。
3次ラウンドは12/13（水）
■第99回天皇杯〈3次ラウンド〉対戦カードは下記のようになり、このような結果になりました。
- 川崎ブレイブサンダース 77 vs 75 群馬クレインサンダ－ズ
- アルバルク東京 79 vs 87 長崎ヴェルカ
- 横浜ビ－・コルセア－ズ 79 vs 66 サンロッカ－ズ渋谷
- 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 57 vs 84 宇都宮ブレックス
アルバルク東京vs長崎ヴェルカの試合を観に行きましたのでプチレビュー
長崎ヴェルカ強くないですか？
バスケのスピードも速いし、3Pはガンガン決まるし、馬場雄大は全然ファールもらわないし。アルバルクはディフェンスは別に悪くなかったとは思うのだけど、ともかく長崎がしっかり3Pを決める！アルバルクは全然3P決まらない！3Qが勝負の決め手でしたね。。。なんとか追い上げて2点差まで詰め寄ったけど、パスミスで突き放されちゃいました。
ブースターも長崎から来られているのか近隣のブースターなのかはわからないですが、平日の立飛にたくさん集まっていてびっくりしちゃいました。20人くらいかと思ってたらとんでもない。そしてめちゃくちゃブースターが熱かったですね。すぐ近くに長崎ブースターの方が座っていましたが、「ここはアイドルのライブ会場か？」ってくらいめちゃくちゃ黄色い声援で応援していました。勢いがあるし優勝候補じゃないですかね？
クォーターファイナルは2024年1月10日
- 川崎ブレイブサンダース vs 長崎ヴェルカ
- 横浜ビ－・コルセア－ズ vs 宇都宮ブレックス
一発勝負こそ地力の強さがよく出るなぁと思います。勝負強いチームが勝ち残った印象です。
天皇杯に敗退したチームのブースターは「リーグ戦に集中できる」と気持ちを切り替え、勝ち上がったチームは優勝を目指して突き進んで欲しいものです。
わたしは推しチームが敗退してしまったので、まったりと10日は配信で観戦しようと思います。どうせなら長崎が勝ち上がって、そのまま優勝して欲しいですね。
また、今後の日程ですが、下記の通りです。
セミファイナル 2/14開催
- 琉球ゴールデンキングス 98 vs 70 川崎ブレイブサンダース
- 千葉ジェッツ 78 vs 72 宇都宮ブレックス
セミファイナル感想
千葉ジェッツvs宇都宮ブレックスを配信で見ていましたが、すごい試合でしたね。まさか１Q 16−0のランで「ああ、ジェッツこれは終わったわ」と思っていたにもかかわらず、徐々に点差をつめて3Qでは迫る勢い。４Qではついに逆転！という千葉の底力を痛感した試合でした。富樫の理不尽さが光りました。４Q途中で比江島がファールアウトしてしまったのも大きかったですね。
「20点差は2点差」（意味：だから気を抜くんじゃねーぞ、あっという間に逆転されるからな）という言葉がアルバルク東京ブースター（アルバルカーズ）の中でよくつぶやかれるのですが、まさにその通りで点差が20点くらいあったにも関わらず・・・。
これだからバスケは面白い。でも自分のチームだたら嫌ですね。
琉球vs川崎は、点差がつきすぎましたね。これが現状の力の差ということなのでしょう。
3月16日（土）にファイナルがあります！場所はさいたまスーパーアリーナ
琉球vs千葉ジェッツという、いつメンな組み合わせになってしまって、面白みがないのが残念ですが、それでも観ちゃうんだろうな、天皇杯。
