スターの原石が多数存在!B3リーグとは?

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Bリーグの人気が上がっています!B1リーグは8,000人近く観客動員数があるなど、チケットも完売する試合も増えているのですが、密かに注目されているのが男子バスケットボールのB3リーグです。このリーグは近年、じわじわと注目度を高めており、去年に比べて観客動員数も大きくアップしているチームが増えました。

認知度はまだ高くないため、観客数は数百人程度から多くても2,000人規模のチームが主流ですが、これがまさに新しいスター選手や注目のチームを見つける絶好の機会と言えるでしょう。地域密着で活動するチームが多く、地元ファンが多いことや、B 1、B2リーグからの移籍してきた選手の次の活躍の場として、B3リーグは大きな受け皿になっています。

B.リーグは、現在3部リーグ制となっています。B1リーグには全国24チームが参加し、B2リーグには14チーム、B3部リーグには16チームが参加しています。

この記事では、B3リーグや所属チームについてご紹介します。

目次

B3リーグについて

B3リーグは、日本の男子バスケットボールリーグで、日本バスケットボール協会によって運営されています。

B1,B2リーグの運営は、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグで、運営団体が違います。

B3リーグは、B.LEAGUE(B1・B2リーグ)の下部組織で、3部に相当します。

このリーグは、プロチームのB1・B2とは異なり、クラブチームと企業形態のチーム(実業団)によるプロ・アマ混成のリーグとなっています。

B3リーグは2015年に創立され、2016年に開始されました。

現在、16のチームが参加しており、昇格先はB2リーグとなっています。

ミントさん

前回の優勝チームは岩手ビッグブルズ!これが初優勝でした。

B3リーグは、B2への昇格をJPBLに準加盟したクラブチーム(及び将来的にクラブ化する予定の企業形態チーム)にのみ認めています。企業形態を堅持するチームにとっては最高位カテゴリとなります。

B3リーグの加入にはライセンスが必要

B3リーグへの加入には、Bリーグクラブライセンスの取得が必要です。
Bリーグクラブライセンスは、Bリーグ(B1、B2、B3)に参加するための資格で、選手のプロ契約、ホームタウンの確保、運営体制の整備など、一定の基準を満たすことが求められます。

B3リーグの特徴と魅力

B3リーグの魅力は様々ですが、特に大きな点をいくつかピックアップしてみました。

地元密着

B3リーグのチームは、それぞれの地域に深く根ざしています。B3リーグの試合は、地元の体育館などスポーツ施設で開催されることが多く、地元のファンにとっては観戦しやすいものとなっています。また、一部の試合はインターネットでライブ配信され、全国のファンが観戦することが可能です。

選手の成長の場として

B3リーグは、若手選手や経験を積む必要がある選手にとって、その能力を試し、成長する機会を提供します。また、ベテラン選手にとっては、自身のキャリアを続ける場所となります。

ミントさん

B3リーグの金沢武士団のイホール・ボヤルキム選手は、PG怪我人多発のB1アルバルク東京に期限付きレンタルで1ヶ月試合に出ていました。点も来てめいて、B1でも通用するんじゃない?といった感じでした。
B3リーグも知らないだけでB 1級の選手が眠っているかもしれないですね。

もう一度チャンスに賭ける

また、B1,B2リーグで契約満了になった選手が、B3リーグに参入してきた新しいチームからオファーをもらって、再起を賭ける・・・というストーリーもかなり多いようで、B3リーグのチームメンバーを見てみると、元B1,B2リーグに所属していた選手が少なからず在籍しています。

B3リーグのシーズン期間について

B3リーグのレギュラーシーズンは、全16クラブによるリーグ戦となります。(4回戦または2回戦)
1クラブ52試合、全416試合です。

※クラブ毎の対戦数にバラつきあり (任意による11クラブとは4試合、4クラブとは2試合の対戦)

プレーオフ

プレーオフは、レギュラーシーズン上位8クラブによるトーナメント戦になります。(3戦2勝方式)、最多24試合(最少16試合)また、上位クラブのホーム開催となります。

2022-2023シーズンの昇降格チームについて

B3リーグの2022-2023シーズンの昇降格チームについて触れておきたいと思います。

昇格

岩手ビッグブルズベルテックス静岡

B3リーグからB2リーグへの昇格は、JPBLに準加盟したクラブチーム(及び将来的にクラブ化する予定の企業形態チーム)にのみ認められています。
(企業形態を堅持するチームにとっては、B3リーグが最高位カテゴリとなります)

これは、B3リーグがプロ・アマ混成のリーグであり、その中でクラブチームと企業形態のチームが存在するためです。

B2リーグへ昇格するためには、チームがJPBLに準加盟し、将来的にクラブ化する予定であることが必要となります。

降格

アースフレンズ東京Z香川ファイブアローズ

23-24シーズンB3リーグ所属チーム

チーム名メインアリーナの場所
さいたまブロンコス浦和駒場体育館(埼玉県さいたま市浦和区駒場2丁目5−6)
所沢市民体育館(埼玉県所沢市並木5丁目3番地)
東京ユナイテッドバスケットボールクラブ有明アリーナ (東京都江東区有明1丁目11−1)
しながわシティ バスケットボールクラブ
アースフレンズ東京Z大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1丁目11−1)
立川ダイスアリーナ立川立飛(東京都立川市泉町500−4)
東京八王子ビートレインズエスフォルタ アリーナ八王子(東京都八王子市狭間町1453−1)
横浜エクセレンス横浜武道館(神奈川県横浜市中区翁町2丁目9−10)
湘南ユナイテッドBC秋葉台文化体育館(藤沢市)秩父宮記念体育館(藤沢市)
茅ケ崎市総合体育館(茅ケ崎市)・シンコースポーツ寒川アリーナ(寒川町)
金沢武士団金沢市総合体育館(石川県金沢市泉野出町3丁目8−1)
福井ブローウィンズ福井県営体育館(福井県福井市福町3−20)
岐阜スゥープスOKBぎふ清流アリーナ(岐阜県岐阜市薮田南2丁目1−1)
豊田合成スコーピオンズ豊田合成記念体育館(エントリオ)
(愛知県稲沢市下津北山1丁目16−4)
ヴィアティン三重四日市市総合体育館(三重県四日市市日永東1丁目3−21)
トライフープ岡山ジップアリーナ岡山(岡山県岡山市北区いずみ町1−1−3)
山口パッツファイブ俵田翁記念体育館(山口県宇部市恩田町4丁目1−1)
徳島ガンバロウズとくぎんトモニアリーナ(徳島県徳島市徳島町城内6−番地)
香川ファイブアローズ高松市総合体育館(香川県高松市福岡町4丁目36−1)
鹿児島レブナイズ西原商会アリーナ(鹿児島県鹿児島市永吉1丁目30−1)
※豊田合成スコーピオンズは、今シーズン限りでB3リーグを退会となりました

23-24シーズンのB3の目玉チームはどこ?

23-24シーズンの注目チームを挙げてみましょう。

ズバリ!福井ブローウィンズです!

今季参入の新しいチームなのですが、プレシーズンマッチをB1チーム2チームと対戦したところ、見事勝利したとのこと。大阪エヴェッサ78 – 81福井ブローウィンズ、富山グラウジーズ58-69福井ブローウィンズというスコアだそうです。

元B1リーグ選手も結構いるようなので、強くてニューゲーム的な感じのチームかもしれないですね。

実際、2024.01.18現在、福井ブローウィンズは25勝3敗で1位です!強い!

地元のチームや、まだ知られていない選手を応援するならB3リーグ

B3リーグのチケットの値段は、最低価格はB1,2リーグと実は大差がありません。

下位リーグだから安く試合を観に行けるかといったら、決してそんなことはなかったりします。

まだまだ知名度が低いチームが多く観客数も1,000人以下で少ないことがほとんどですが、マメに通って応援すればその分熱心なブースターとして選手が覚えてくれる可能性やブースター仲間ができやすいかもしれません。

ミントさん

この間B3リーグのチームのプレシーズンマッチが無料で開催されていたので観に行ってきました!面白かったですよ、試合!780人くらいの規模感の観客だったので、まだまだこれからのチームだなって印象でしたが今後が楽しみですね。

追記:その後立川ダイスの試合はちょこちょこ行くようになり、1月までに3回くらい足を運びました。プレシーズンは700人ちょっとだったのに、シーズン入ったら2,000人ちょっと入るようになってびっくり!営業努力も凄くて、観に来て欲しいという気持ちが伝わってきます

B3リーグを観に行くのであれば、

  • B3リーグに所属するバスケットボールチームが地元にある
  • まだ誰にも知られていない推しの選手を探したい

こんな感じであれば、ぜひB3リーグの試合も観に行ってみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

Bリーグが気になり始めた方向けのゆるいBリーグブログです。
Bリーグの仕組みや会場紹介・プチ観戦日記などを綴っています。

小学校からもらったチラシをきっかけにBリーグに足を踏み入れ、そのまま見事にハマる22-23シーズン。23-24シーズンはアルバルク東京を中心に色々なチームの試合を観に行ったりアリーナに行ってみたいと企み中。

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