川崎ブレイブサンダースは、プロバスケットボールチームで、B1リーグに所属しています。また、ブースターの熱量も高いことで知られているチームの一つです。毎年チャンピオンシップに出場している強豪チームとして知られています。
今回は、川崎ブレイブサンダースの歴史や人気選手についてご紹介します!
川崎ブレイブサンダースについて
まずは簡単に川崎ブレイブサンダースの歴史や実績についてご紹介します。
川崎ブレイブサンダースの歴史
まずは、川崎ブレイブサンダースについてご紹介します。
創設は1950年。本拠地を神奈川県川崎市に置くチームです。チームカラーはブレイブレッド・ヴィクトリーゴールド。
2023-24シーズンのスローガン「All-In この場所 この瞬間に すべてを懸ける」
最初は「東芝小向バスケットボール部」として設立され、その後、チーム名は以下のように変遷していきました。
- 東芝小向(1950年 – 1975年)
- 東京芝浦電気(1975年 – ?)
- 東芝レッドサンダース(? – 2001年)
- 東芝ブレイブサンダース(2001年 – 2013年)
- 東芝ブレイブサンダース神奈川(2013年 – 2016年)
- 東芝川崎ブレイブサンダース(2016年 – 2018年)
- 川崎ブレイブサンダース(2018年 – 現在)
獲得タイトルについて
チームは数々のタイトルを獲得しており、その中には以下のものが含まれています。
- 旧JBL 実業団リーグ: 1回(1976)
- 旧JBL 2部: 1回(1982)
- 旧JBL: 1回(1999-00)
- JBLスーパーリーグ: 1回(2004-05)
- NBL: 2回(2013-14, 2015-16)
- 天皇杯: 5回(2000, 2006, 2014, 2021, 2022)
- 国体: 5回
- JBLトーナメント: 1回(1997)
- 東アジアクラブ選手権: 1回(2016)
2022-2023シーズンではB1中地区で1位の成績を収めましたが、チャンピオンシップ1回戦で敗退しています。
ホームアリーナ
川崎ブレイブサンダースのホームスタジアムは川崎市とどろきアリーナです。
川崎市とどろきアリーナ
神奈川県川崎市中原区等々力1−3
新アリーナについて
また、2028年10月には新しいアリーナが完成し、2028-29シーズンから川崎ブレイブサンダースの新しいホームアリーナとなる予定です。場所は、京急川崎駅隣接地に建設され、15,000人規模の収容能力を持つ予定です。
チームのブースターですが、とどろきアリーナという駅遠の立地もあって、地元民がともかく多いようで、平日夜の試合でも、自転車でアリーナまで来る方がとても多かったです。同じ場所にサッカーの川崎フロンターレのホームスタジアム(等々力球技場)があるので、周辺の人は季節に合わせてサッカー見たりバスケ観たりしているのかな?という印象を受けました。
川崎ブレイブサンダースの選手一覧
太字は23-24新加入選手
背番号 | ポジション | 選手名 |
#0 | PG/SG | 藤井 祐眞 |
#7 | PG | 篠山 竜青 |
#11 | SF | 増田 啓介 |
#12 | SG | 野﨑 零也 |
#18 | SF | 鎌田 裕也 |
#20 | SF/PF | トーマス・ウィンブッシュ |
#21 | PG/SG | 納見 悠仁 |
#22 | C | ニック・ファジーカス ※帰化枠 |
#25 | SF/PF | ロスコ・アレン |
#33 | SF | 長谷川 技 |
#35 | PF/C | ジョーダン・ヒース |
#37 | SG/SF | 飯田 遼 |
#42 | PG/SG | 益子 拓己 ※2月から加入 |
これらの選手は、チームの成功に不可欠な存在であり、その技術と経験は川崎ブレイブサンダースの強さの源泉の一つです。彼らのプレーは、ファンにとっても見どころの一つであり、今後の活躍が非常に期待されています。
2/6現在5名の新加入選手がいます。その中でも、トーマス・ウィンブッシュ選手は得点力に優れ、リバウンド率も高い選手で、ロスコ・アレン選手は、ハンガリー出身で、スタンフォード大学卒の高学歴バスケットマン!彼もまた得点力・リバウンド力のある強力な外国籍選手です。甘いマスクも魅力で、Bリーグバレンタイン2024にエントリーされています。
直近の試合だと、DNPの選手がおらず、平均12-20分くらい綺麗にタイムシェアできているチームというところも特徴かなと思います。
川崎ブレイブサンダースの人気選手
川崎ブレイブサンダースと言えばこの人!という代表選手を3名ご紹介します。
#0 藤井祐眞選手
川崎ブレイブサンダースの人気選手といえば、藤井祐眞選手!2014年の入団以降川崎一筋です。
藤井選手は、爆発的な得点力を持ち、3Pシュートやドライブから得点を量産するスコアラー。アルバルク東京戦での1Qに13点取ったのは記憶に新しいところ。卓越したプレースタイルとチームに対する貢献度で知られ、22-22シーズン「レギュラーシーズン MVP」「レギュラーシーズン ベストファイブ」を受賞しています。
プレーはもちろん、可愛いカッコいいルックスから女性ファンが本当に多くて、ゴール下は彼のタオルを持った藤井担のファン達が占拠している姿も見受けられました。
また、マスコットに非常に優しく、川崎のマスコットのロウルや他マスコットとの絡みも多く、マスコット好きからも人気があるようです。
プレーしている姿がともかくキラキラしていて、情熱的でまさにエース!プレーに華があります。シュートもバンバン決めて、ガシガシゲームメイクもして行って、カッコいい!ファンが多いのも納得です。藤井観たさに川崎のホームゲームわたしも行きましたよ!
#7 篠山 竜青選手
川崎ブレイブサンダースの代表選手の一人が、篠山竜青選手です。2011年より東芝ブレイブサンダースに入団。現在まで川崎一筋の選手です。
相手を出し抜く緩急と華麗なアシストパス、予測不能のミドルシュートが特徴で、そのキャプテンシーの強さから、数年に渡りキャプテンとしてチームを引っ張ってきました。また、23−24シーズンもキャプテンとなり、チームメイトを引っ張っています。
でも人気の秘訣は、実力はもちろんですが、その明るいキャラクターやサービス精神旺盛でファンサが凄いところではないでしょうか!
オールスター時の振る舞いやヒーローインタビュー時など、ともかくサービス精神旺盛で、明るい気分にさせてくれる観ていて気持ちが良い選手です。
篠山選手はBリーグ創設期前(JBL)からいる選手で、バスケットボールがまだまだマイナースポーツだった時代をよく知っているからこそ、オールスターを盛り上げたい!Bリーグをもっと盛り上げたいという気持ちが強いということをどこかで観ました。こういうベテランがいるからこそだよね。
#22 ニック・ファジーカス選手
ニック・ファジーカス選手は、アメリカ出身で元NBA選手です。2018年に日本国籍を取得し、日本代表としても活躍。その経験豊富なプレーとインサイドでの強さでチームを支えています。それにも関わらず、得点力もあり、3Pシュートの成功率は実はチームトップクラス!
NICK THE LASTということで、今シーズンで引退を表明しています。しかし、1月7日試合中怪我をしてしまい、3月ごろ復帰予定とのこと。大黒柱の復帰が望まれます。
ニックの最後のシーズン、見届けたいですね!
川崎ブレイブサンダース23-24シーズンの現状と今後について
21節終了の段階で、川崎ブレイブサンダースの勝率は20勝16敗で中地区4位の状況です。下位チームの京都ハンナリーズなど意外なところで負けたりして、現状ニックの不在が大きく響いていることは間違い無いと思われます。
とは言え、3位のサンロッカーズ渋谷とは勝率は同じ。ワイルドカード枠下位チームとの差が1勝程度のため、まだまだ全くわからない状況です。32勝4敗三遠ネオフェニックスがいるため、地区優勝は現状厳しいですが、ワイルドカードや2位であればまだまだ可能性がありますので、今後の巻き返しが期待されます。
特にNICK THE LAST、ニックのためにも今シーズン最後を優勝で飾りたいという想いはチームもブースターも一緒だと思うので、この先どこまで巻き返せるかが焦点となっています。
3月ごろに復帰するニックがどのくらい本調子でプレーできるかが今後を握るのかなぁと思っています。
とどろきアリーナで川崎ブレイブサンダースを応援しよう!
川崎ブレイブサンダースの歴史やチーム、人気選手、現状について書いてみました。
華があって明るい選手が多く、試合前後の様子(ヒーローインタビューなど)も楽しみなチームです。シーズンも後半戦に入り、ますます盛り上がってきていますので、ぜひシーズンが終わる前にお近くの方はぜひ試合に足を運んでみてはいかがでしょうか?特にエース藤井のプレーとスター性には注目です!
まずは次の試合の観戦計画を立てたり、公式サイトをチェックするなどしてチーム情報をゲットしてみてください!