吉井裕鷹選手ってどんな選手?経歴や所属チームについて解説します

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吉井裕鷹選手は、プロバスケットボール選手。その名が特に知られたのは、FIBAバスケットボールワールドカップ2023の日本代表選手に選出されてから。日本人の中でもトップクラスのディフェンス力で、今後の日本バスケットボール界を背負っていく存在です。

この記事では、吉井裕鷹選手の経歴やプレースタイルについてご紹介します。

目次

吉井裕鷹選手ってどんな選手

吉井裕鷹選手は、B1リーグのアルバルク東京に所属しており、ポジションはSF(スモールフォワード)。
身長196cm体重94kgの恵まれた体格の持ち主です。

スモールフォワード(SF)はどんなポジション?

このポジションのプレイヤーは「3番」や「ウィング」とも呼ばれ、攻守両面において多様な役割を果たします。スモールフォワードは通常、高身長で機動性があり、ショット、ドリブル、パスなど、バスケットボールのさまざまなスキルを使いこなします。

吉井裕鷹選手の経歴

西暦事柄
1998年〈平成13年〉6月4日誕生
2008年(9or10歳)バスケットボールを始める
2013年(15歳)大阪学院大学高校に進学
2015年(18歳)U-19世界選手権の代表候補に選出
2016年(18歳)大阪学院大学に進学
2017年(19or20歳)大阪エヴェッサと特別指定選手として契約
2019年(21歳)アルバルク東京に練習生として参加
2020年12月(22歳)アルバルク東京と特別指定選手として契約
2021年5月30日(22歳)アルバルク東京と継続契約
2023年8月(25歳)FIBAバスケットボール・ワールドカップの代表選手に選出

大阪府で生まれた吉井選手は、背が高いという理由で勧められ、小学4年生の時にミニバスケットボールを始めます。その後、中学2年生で大阪府選抜に選ばれます。

その後バスケットボールの強豪校である大阪学院大学高校へ進学、1年生の時インターハイベスト16に。高校3年生の時には、U-19世界選手権の代表候補に選出されました。

2016年には大阪学院大学に進学。(ちなみに同大学のバスケ部出身に大阪エヴェッサ木下誠選手、神戸ストークスの綱井勇介選手がいます)1年生の時から主力として活躍し、優秀選手賞や新人王などを獲得、ますます注目される存在に。

2017年には、大阪エヴェッサの特別指定選手として契約し、平均出場時間14.8分、平均5.2点の成績を残し、プロでも十分通用する様子を見せました。

2020年にはアルバルク東京と特別指定選手として契約し、そのまま正式に契約。今に至ります。2023年にはFIBAバスケットボール・ワールドカップの代表選手に選出。日本代表として世界を相手に戦いました。

受賞歴

得点ランキング3位、優秀選手賞&新人王受賞、新人王とリバウンド王

日本代表歴

  • 2015年U-19世界選手権の代表候補
  • 2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップの代表選

吉井裕鷹選手の所属チームはアルバルク東京

吉井裕鷹選手の所属チームはアルバルク東京です。

アルバルク東京は、B1 リーグに所属しています。チーム名のアルバルクは、スペイン語で「電撃」を意味する「alvarque」から由来しているそう。トヨタ自動車の男子バスケットボール部として創設され、2016年にプロ化。2017-18シーズンと2018-19シーズンにリーグ優勝した強豪チームです。22−23シーズンは東地区2位になり、チャンピオンシップの準決勝で千葉ジェッツに敗れています。

メインアリーナ:代々木第一体育館
150-0041 東京都渋谷区神南2丁目1−1
アクセス:JR原宿駅 徒歩5分、東京メトロ「明治神宮前」駅徒歩約5分

2025年秋、お台場の青海駅(メガウェブの跡地)に新アリーナであるTOYOTA ARENA TOKYOがオープン予定です。

23-24シーズンの現状

23-24シーズンは、PGほぼ入れ替え、日本人PGに限定しました。また、外国人選手の補強に成功。リトアニア出身の元代表選手アルトューラス・グダイティス(C)、現役ブラジル代表のレオナルド・メインデル(SF/PF)が加入。力強い戦力としてフィット。現在22勝4敗で東地区1位(リーグ総合1位)となっています。

課題は、GAME2で対策されてしまった際、フィジカルなどがチームに上回った場合、ガタッと崩れてしまうところがあるので、バランスが崩れた時の立て直し力が大きな課題です。

ミントさん

今年こそ優勝する姿が見たいです!わたしを横アリに連れてって!

選手のプレースタイル

吉井裕鷹選手は、オールラウンダーとしてのプレースタイルを持っています。彼の攻撃パターンは多彩で、1対1からのドライブに3ポイントシュートなどがあります。さらに、彼はフィジカルを活かしたディフェンスも得意としており、ディフェンダーとしての評価が高く、W杯でもその才能を遺憾なく発揮しました。

実際に吉井選手の試合を観に行ってみて

吉井選手が所属するアルバルク東京が好きなこともあり、土日のホームゲームはどちらかは観にいっています。

アルバルク東京では、外国籍選手との競合もあり出場機会がなかなか伸びないのですが、徐々にプレータイムが伸びており、最近は15分程度出場する機会も増えています。強力な外国籍選手とのマッチアップが多く、そのせいもありファールを取られることも多々。持ち前のディフェンスでもっとファールを取られなくなり、得点力もついてくれば、出場時間も増えてくるのではないでしょうか。

ミントさん

アルバルクじゃなければもっと出場時間が伸びたのだろうなと思います。でもトップクラスのアルバルクにいることで、自身の弱点を少しでも改善して、強みを伸ばしていって欲しいなと思います!

1/7 アルバルク東京vs川崎ブレイブサンダース戦では大活躍

この日、吉井選手が大活躍で、20分近い出場時間と8点のスコアをあげていました。

安定したディフェンスと得点が身につけば、海外も夢じゃないよ、吉井!

今まで出場時間の割に結構ファールを取られる回数が多いところが何気に気になっていたのですが、最近吉井はファールを取られることが少なくなってきて、プレーが安定してきました。

アドHCの信頼も徐々に得ているように見えるので、今後プレー時間伸びるんじゃないかな?とても楽しみです。

オタ芸も得意

吉井選手の特技といえば、オタ芸。
2023年1月の試合終了後は、マツケンサンバのダンスを披露。話題をさらいました。

ミントさん

実際にそのシーンを現地で見ましたが、見事でしたよ!リズム感が良かったです。ユーモアのある選手ですが、バスケに対しては極めて真面目で努力家な選手だと思います。

Bリーグの23-24シーズンの開幕イベントではコミカルな姿を披露し、話題になりました。

選手のメディア情報

お正月も大忙し!な吉井選手。

ひえじこと比江島慎 選手(宇都宮)と生出演するそうです。「吉井くん、ひえじを助けてあげてね」というコメントがブレックスブースターさんからかかっており、二人の関係性が面白いですね(吉井選手の方が年下です)

また、とんねるずのスポーツ王は俺だ‼️にも出演をしました。

吉井がスタメンを取って定着したら海外

吉井裕鷹選手は、今後が非常に期待されるバスケットボール選手です。

彼の継続的な成長とチームへの貢献は、リーグにとっても、ファンにとっても、見逃せないものとなっています。アルバルク東京のブースター(アルバルカーズ)は、彼が活躍すると#おれたちのよしい とハッシュタグをつけて常に応援しており、若手注目株であることは間違いありません!

SFのポジションは日本代表ではライバルが多く、金近廉(千葉ジェッツ)、須田 侑太郎(名古屋DD)佐藤 卓磨(名古屋DD)などが挙げられます。彼がアルバルク東京でスターティング5に常に選ばれるようになり、プレー時間も20分を超えるような存在になった時は、海外に行くときかもしれません。

また、アルバルク東京としても、吉井選手の今後の成長が優勝の鍵と言っても過言ではありません!今後の成長が期待される選手の一人です^^要チェック!

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この記事を書いた人

Bリーグが気になり始めた方向けのゆるいBリーグブログです。
Bリーグの仕組みや会場紹介・プチ観戦日記などを綴っています。

小学校からもらったチラシをきっかけにBリーグに足を踏み入れ、そのまま見事にハマる22-23シーズン。23-24シーズンはアルバルク東京を中心に色々なチームの試合を観に行ったりアリーナに行ってみたいと企み中。

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